学童保育の指導員ってどんなお仕事なのでしょうか? 毎月発行の「指導員会だより」に掲載されている記事の中から、 横須賀の学童クラブで現役バリバリ活躍中の指導員から寄せられた記事を、いくつかピックアップしていこうと思います。 小学校の先生でもなく、保育園の先生でもなく、それでいて、小学校で勉強しているよりも多くの時間を小学生の子どもたちと過ごす学童保育の指導員。 そんな現場の一面を垣間見てみましょう。
2007年4月に明浜学童はろーどクラブが開所するのと共に私も学童保育指導員になりました。学童保育指導員新一年生です。ヨロシクお願いします。私は、以前まで公設公営の児童館で働いていました。そこでは、全児童が対象だったため、遊んでいるのを見守ることが多く、一人ひとりとの関わりが少なく、顔と名前を覚えるだけの子もおり、正直、疑問を感じるときもありました。しかし今、学童保育で子どもたち、お母さん・お父さん方と毎日生活する中で子どもたちが将来不可欠な力・心を育てる場であること、そして、働く家庭には、なくてはならない大事な場であること・・・こんなにも大切な場で指導員として働けることに感謝の思いでいっぱいです。指導員としては、右も左も解らない事が多いですが、指導員会での仲間たちから色々教えていただきながら、明浜学童はろーどクラブが子どもたち、お母さん・お父さん方からずっと「大好き」と言ってもらえるようにしていきます。 実は、明浜学童はろーどクラブに合言葉があるんです。それは・・・・・”学童はチャレンジ”(いつの日からか子どもたちから出た言葉です。ステキな言葉でしょ?)仲間が虫を見てビクビク怯えていたり、おやつで嫌いな食べ物が出て食べられないでいると必ず周りの仲間が”学童はチャレンジだよ”と励まし、勇気パワーを送るのです。すると、不思議にも虫が大好きになり、嫌いな食べ物が大好物に大変身するのです。そんな姿を見て、仲間の力って偉大だと感じているところです。私もこれから起きる色々な事に逃げ出さず”学童はチャレンジ”の合言葉の通りチャレンジしていきます。
東京湾に浮かぶ無人島、猿島へ探検(?)に行きました。9人の児童と行きましたが、そのうち6人が猿島初上陸!わくわくしながら船に乗り込む子どもたち。 猿島に着いて、レンガ積みの道やトンネルを少し歩くと「どうして猿島って言うの?」「何でこんなのあるのかな?」などと、思った疑問を矢継ぎ早に指導員にぶつけてきました。指導員が簡単に説明すると、感心するように「ほぇー・・」という子や、”わかんないけど、いいや”といった顔の子など様々。猿島北部の磯場での磯遊びになっても「これ何?」「これは貝の仲間でヒザラガイ」「この気持ち悪いの、なに?」「これはイソギンチャクの仲間でスナギンチャク」など、指導員に聞いては教えてもらうの繰り返し(笑)。 でも、目をきらきらさせながら聞いてくる子どもたちを見ていると、教えるほうも楽しくなっちゃいます。 でも、あまりに遊びすぎて、予定の船に間に合わないというオチもつきました。
今年の1月から指導員になった新人ですが、子どもたちからはちゃっかり「えり先生」と呼ばれています。以前は結婚式場で働いていましたが、やっぱり自分の好きな世界に飛び込もうと思って、学童保育の指導員に転職しました。汗まみれになって思いっきり走り回る毎日です。 最近は、初め恐る恐るカエルに触っていた子が、学校から一目散に帰ってきて世話をしたり、おままごとの食料を調達しに草むらに入っていったり、自然を楽しんでいます。自分が自然いっぱいのところで育ったせいか、みんなにも虫やお花に親しんでほしいなぁと思いますが、押し付けにならないよう気をつけています。 旧坂本小学校にあるので、校庭も使いたい放題、お部屋も広いです。みんな元気いっぱい、ぜひ他の学童クラブのみなさんも遊びにいらして下さい。
指導員の資格問題が浮上しています。私は、この仕事は子育て経験や保育士・教員免許があれば誰でもできる仕事ではなく、固有の専門職であると実感している一人です。指導員の仕事テキストを作成したのも、そのような認識が皆の中あったからだと思います。そして「学童保育の指導員として最低限、必要な研修をしなければ」という思いで、研修部会も立ち上がりました。 研修部会では、指導員として必要な履修課目をもとに、およそ2年のスパンで最低限の知識と技術が、満遍なく身につくように計画されています。 しかし、机上の研修それだけで、一人前の指導員になれるわけもありません。 どんな仕事でも、毎日の実務の積み重ねが大切なのです。生きた子どもを目の前に、右往左往しながら奮闘している指導員は、それこそ毎日が研修の連続です。ですから一日一日を大切に、その都度、保育を振り返りながら、力量を高めていってほしいと思います。 だとすれば、私達の資格ってどう考えたらよいのでしょう。指導員も資格がないと働けない?いえ、資格がなくても、経験を数年積み上げた「実績」というものも大切にしていただきたいと考えています。そして、大事なのは、資格があろうとなかろうと、「常に指導員としての研修を続けていく」という姿勢こそが、子どもの前に立つことを許される「資格」だと思っています。
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